結婚相談所での婚前交渉は禁止？その他の禁止行為についても解説

多くの結婚相談所では婚前交渉（性交渉）を禁止しています。

恋愛中のカップルであれば婚約前に授かり婚となる場合も珍しくはありませんが、結婚相談所の利用の場合、婚前交渉は重大な禁止事項となっています。

この記事では結婚相談所で婚前交渉についてやその他の禁止行為についてもご紹介します。

結婚相談所で婚活したいと思っている人はぜひ参考にしてください。

結婚相談所が婚前交渉を禁止している理由は？

遊び目的の出会いを避ける

多くの結婚相談所では仮交際中に同時に複数人との交際が可能です。
婚前交渉を認めてしまうと、真剣な出会いを求めている人を逆手に取って、体目当ての会員が紛れ込んでしまうなどトラブルになりかねません。

感情的なトラブルを避ける

交際中に性交渉をした後、どちらかが一方的に交際を終了するケースでは、相手方に心理的ダメージを与える可能性があります。

これは婚活自体へのトラウマにつながることもあり、結婚相談所としてはそのような状況を避けたいのです。

結婚相談所で婚前交渉はバレるとどうなる？

結婚相談所で婚前交渉を行なってもそう簡単にはバレません。
しかしバレないだろうと楽観的に考えていると思わぬ代償を払うことになるので、禁止とされている行為はしないようにしましょう！

どうしても婚前交渉をしたいなら、婚前交渉禁止としていない結婚相談所に入会してください。

婚前交渉がバレるケース

どちらかが第三者に話してしまう

婚前交渉のことは絶対に内緒とお互いに誓っていても、婚活中に交際に発展すれば誰でも舞い上がってしまい、つい周囲に口を滑らせてしまうこともあります。

女性が妊娠した

何も考えずに婚前交渉をすれば、妊娠してしまう可能性はあります。
結婚相談所は結婚を前提とした健全な出会いを提供するサービスです。
万が一女性が妊娠した場合、結婚相談所としての信頼が損なわれるだけでなく、これから始まる両家の関係に悪影響を及ぼす可能性があります。

婚前交渉がバレると…

成婚退会とされる可能性がある

「結婚を決めたために婚前交渉をした」と判断され、成婚退会扱いになる可能性があります。

本人たちにとっては仮交際のつもりでも成婚料を請求され、退会させられてしまうので、結婚相談所での活動がそこで終了してしまいます。

もちろん、そのお相手とは真剣交際なので退会してもいい！という場合は問題ありませんが、それでも妊娠の可能性などを考えて行動するようにしましょう。

罰金や強制退会とみなされる可能性がある

結婚相談所によっては、強制退会させられたり、罰金をしいられる可能性もあります。

誘われた側にも同じように処分がくだるので、やはり婚前交渉は避けた方がよさそうです。

結婚相談所で婚前交渉なしで体の相性を確かめる方法

1.相手と自分の価値観をすり合わせする

性生活の頻度を聞いてみる

少し勇気が入りますが、結婚してからの性生活について話し合ってみましょう。
どれくらいの間隔で性生活を持ちたいかは人それぞれです。
大切なことなので、結婚する前にすり合わせると結婚後にギャップを感じずに済みます。

子供を望んでいるかどうか聞いてみる

結婚後の性生活について話しにくい人は、結婚したら子供が欲しいかどうか…というところから話をスタートしてみてはいかがでしょうか。
いつ頃子供が欲しいのか、何人くらい欲しいかなどを話し合ってみましょう。
少し踏み込んだ会話をすることで絆がグッと深まります。

2.婚前交渉にあたらない範囲でスキンシップを取る

手を繋いでみる

一番簡単にスキンシップを取る方法は手を繋ぐこと。

手を繋いで好きなお相手の体温を感じるだけで心がキュンとなるものです。

逆に何にも感じなかった場合は、ちょっと違うのかも…と判断材料にもなりますね。

キスをする

IBJ（日本結婚相談所連盟）を含む多くの結婚相談所では、「キスをする」ことは禁止していないことがほとんどです。

手を繋いだ場合と同様、キスをしてみて不快に感じたり「なんか違う…」と感じると体の相性も良くない可能性があります。

成婚退会後は婚前交渉してOK

結婚相談所は登録後、結婚相手を探して同時に複数人のお相手とデートをします。この段階では仮交際と呼びます。
交際を申し込み、お互いに1名に絞った状態が「真剣交際＝恋人」の状態です。

真剣交際を始めてから、婚約するまでにお互いを見定める期間は3ヶ月を目安にしている結婚相談所が多いため、付き合い始めの約3ヶ月は婚前交渉禁止としています。

結婚相談所に在籍しながら、真剣交際を進めてやっぱり違うなと思えば交際を解消してまたお相手を探すこともできます。
もしこの真剣交際中に性交渉をしてしまった場合、体の相性ではなく、価値観の違い等でお別れした場合であっても相手方の心が傷ついたり、大きなトラブル発展しかねないので注意が必要です。

婚前交渉以外の禁止行為とは

結婚相談所では交際中のトラブルを未然に防ぐために、婚前交渉以外にも禁止行為がいくつか設定されています。

ここでは一般的な禁止行為についてご紹介します。

宿泊での旅行

結婚相談所では婚前交渉の有無に関わらず、宿泊をともなった旅行を禁止しています。

通常、交際中であれば遠くにドライブデートに出かけて、宿泊をして帰るなんてこともありますが、結婚相談所では罰則の対象となるので注意が必要です。

高額なプレゼントのやり取り

結婚相談所では高額なプレゼントのやり取りも禁止しています。

高額なプレゼントをもらったあとで交際終了となった際に、トラブルに発展しかねないためです。

デートのご飯代やお誕生日にちょっとしたものをプレゼントするぐらいは許容範囲です。

迷った際は結婚相談所のカウンセラーに相談してみましょう。

同棲や半同棲など

ホテルでの宿泊以外に、自宅での宿泊も一切禁止しています。

デートをしていて終電がなくなったからお相手の自宅に泊まって帰る…なんてことがないよう注意が必要です。

結婚を決める前に一緒に暮らしてみて価値観をすり合わせたいと思うこともあると思います。

しかし結婚相談所では認められていないため、同棲は成婚退会後に行うようにしましょう。

まとめ　結婚相談所での婚前交渉について

多くの結婚相談所では婚前交渉（性交渉）を禁止しています。

婚前交渉を禁止している理由は遊び目的の会員流入を防ぐ、妊娠を防ぐ、感情的なトラブルを防ぐなど…。

性交渉以外にも愛情を確かめ合う方法は他にもたくさんあります。
真剣交際中の3ヶ月はお互いの中身を知って絆を深めていってください。

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